ヲタ以外の人が見た、矢口真里脱退

フジの「とくダネ!」で、明大教授の斎藤孝が言ってたんだけど
「彼女は自分の意思で中退届けを出した」みたいな事を言っててなかなか納得させられた。
実にフラットに、その場の情報から上手い事を言ったもんだ。
ヲタみたいに事務所や本人にいろんなコメントが交わされる中、光る発言だった。
少し胸のつかえが取れた思いだった。


そして考えた。いったい何に自分は動揺したんだろうか、と。
たぶん、辞めたという事実だとは思うけど、その根源が『アイドルとして』のだった事かもしれない。
世間からも、そして内部からも『アイドル』というレッテル*1を貼られ、
問答無用にアイドルの追っかけである事を自認させられた自分の哀しみであったり、
ある種のレクイエムとして、こんなに不毛な言葉の羅列を続けていたのではないのか。
自分にとってどこか裏切られたと感じたのは、もとを糺せば自分の保身だったのかもしれない。
これ以上書いても、結局は自慰行為に過ぎないようだし、この立場を辞することにします。



奇しくも、今日は中澤裕子モーニング娘。を卒業した日。
大阪城から4年、今裕ちゃんは矢口にどんな言葉をかけてあげるんだろうか。

*1:悪い意味のみを含むものではない